競馬の格言

【競馬の格言】「牝馬の昇級に壁無し」いや、むしろ壁が高いです

「牝馬の昇級に壁無し」という競馬の格言があります。

クラス格上げの初戦ではクラスの壁に跳ね返されがちで、昇級馬の多い前走1着馬の勝率が、前走2着馬の勝率よりもかなり低いことは良く知られています。

牝馬に絞ると、そうではない、というのでしょうか。


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■ 2022/12/17(土)阪神9R 赤穂特別


 

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牡馬|昇降級別の勝率・回収率

牝馬のデータから始めるといきなり話が終わってしまうので、まずは牡馬の状況を確認します

ここではクラスを、

  1. 新馬戦
  2. 未勝利戦
  3. 500万下
  4. 1000万下
  5. 1600万下
  6. オープン及び重賞

と6段階に分けています。数字が上がると昇級、下がると降級、となります。

ほとんどは1段階昇級ですが、まれに2段階以上昇級する場合もあります(新馬→オープンなどもある)。

逆の降級側は発生件数が少ないです。

牡馬|昇降級別の成績・回収率(2013-2017) ※障害戦・新馬戦除く

性別 昇級 ダート
勝率 単勝回収率 出走件数 勝率 単勝回収率 出走件数
牡馬 降級 12.4 75 1,971 11.5 77 1,326
維持 7.2 78 44,059 7.6 82 57,662
昇級 8.8 83 10,176 7.1 77 10,224

芝で約20%、ダートで約15%が昇級馬です。

芝とダートでは傾向が異なり、芝では昇級馬はむしろ強いですね。ダートは、クラスの壁に跳ね返される、という状況が数字に表れています。

興味深いのは、芝・ダートの区分けが馬券購入者の中であまりはっきりしていないのか、勝率の違いがそのまま回収率に反映されていることです。

昇級馬を検討する際は、芝とダートを必ず分けましょう!

降級馬は、格下げになったクラスの中では当然比較的強いので、勝率が高いです。しかしこちら側は、馬券購入者に十分に周知されているということなのか、回収率的な旨みはないことが分かります。

セン馬|昇降級別の勝率・回収率

牡馬、牝馬だけだと中途半端な感じがするので、セン馬も見ておきましょう。

セン馬|昇降級別の成績・回収率(2013-2017) ※障害戦・新馬戦除く

性別 昇級 ダート
勝率 単勝回収率 出走件数 勝率 単勝回収率 出走件数
セン馬 降級 9.3 94 108 11.5 100 78
維持 5.3 84 3,197 5.5 73 3,754
昇級 6.1 87 379 4.9 71 468

セン馬は勝率が平均よりも低いですが、昇級馬において芝では勝率が上がり、ダートでは勝率が下がる、という傾向は、牡馬と同じですね。

回収率については興味深いが、発生件数が少ないので、あまり深入りする必要はないでしょう。

 

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牝馬|昇降級別の勝率・回収率

ようやく牝馬のデータでです!

ここまで見てきて、牡馬・セン馬では、芝の場合はむしろ勝率が上昇していました。格言に基づくと、牝馬の場合どれほど勝率が上がるのかと思いきや!

牝馬|昇降級別の成績・回収率(2013-2017) ※障害戦・新馬戦除く

性別 昇級 ダート
勝率 単勝回収率 出走件数 勝率 単勝回収率 出走件数
牝馬 降級 10.4 84 1,688 10.4 89 1,326
維持 6.1 81 33,852 6.0 78 32,937
昇級 6.0 77 9,015 4.4 64 5,879

むしろ低下しています

0.1%の違いなので、低下しているというよりは変わらない、と言った方が正しいのでしょうけれども、ダートも同様で、牡馬・セン馬よりも昇級時の勝率低下幅は大きく、格言の言うところとは全く逆になっています

格言はおそらく勝率のことを言っているのでしょうから、回収率的においしければまた話は別ですが、そんなことも全くないですね。

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