※2021/10/10データベース最終更新

競馬メモ

三連複フォーメーションが最強の理由

競馬で儲けるためのアプローチは、基本的には、

  • 他の競馬ファンよりも高い予想能力で的中率を高めるか
  • 妙味を見出して長期的な回収率向上を目指すか

しかありません。

ここでは後者の見地から、三連複フォーメーションが最強である理由とおすすめの組み方をご紹介します。

前走着順と回収率の関係

まずご覧いただきたいのは、馬券購入者にとって最も大事な回収率が、

  • ファクターによってどれくらい異なるのか

という点についてです。

人気についても同様の傾向は見られますが、ここでは概念を分かりやすく示すために、

  • 前走着順と回収率の関係

で見ていきたいと思います。

つまり、人気と前走着順がある程度相関していることを前提にします。

また、人気はレース開始まで動きますので、確定データとなっている前走着順をアテにすることが合理的な側面もあります。

前走着順別の回収率(2016-2020)※障害戦・新馬戦除く

このグラフは横軸に前走着順、縦軸に単勝回収率(均等払戻条件)をとったものです。

4着は例外ですが、

  • 5着までは過大評価(妙味なし)
  • 6着以降10着までは過小評価(妙味あり)

という傾向がばっちり見て取れます。

これは馬券購入できわめて基本的でかつ重要な要素であり、人気サイド(厳密にはここでは前走着順ですが)は、基本的に儲かりにくい構造をしています。

逆に言うと中穴馬や人気薄は当たれば配当が高い、というだけでなく、そこには過小評価=妙味あり、といった実態が内包されていて、人気薄を組み入れて馬券を購入することは、統計的に(ある意味自然に)妙味あり、を実現していることになるのです。

妙味ありを重ねると、さらに妙味あり

もう一つの重要なエッセンスについてお話しします。

次の数字は、馬券裁判で有名な卍氏の著書にある、過小評価馬(≒人気薄)の指数上位の組み合わせの回収率です。

  • 単勝 1位 95.7%
  • 単勝 2位 92.4%
  • 単勝 3位 82.1%
  • 馬連 1位-2位 130.4%
  • 馬連 1位-3位 97.8%
  • 三連複 1位-2位-3位 148.9%
  • 三連複 1位-2位-4位 96.5%

(引用:卍氏:競馬の勝ち方 p.24)

この数字を見て、対象となる馬の数が増えたほうが回収率が良くなることを実感してもらえるでしょうか?

これは卍氏が作成されている

  • 過小評価馬を導く指数

を重ねたものなので、何でもこのような回収率になるわけではないですが、核となる考え方は理解してもらえると思います。

期待回収率が良い馬(ここでいう人気薄)は、1頭だけを予想する単勝・複勝などでは、妙味があるといっても回収率的にはそこそこですが、複数頭組み合わせた馬連や三連複は、相乗効果で回収率が高くなる、という傾向があるのです。

ここまで長くなりましたが、まずは三連複という買い方が、ある程度合理的であることはお判りいただけたでしょうか。

もう少し細かく解説した記事を見たい方はこちらをどうぞ。

フォーメーションが優れている理由

三連複の買い方として、ボックス、軸流し、フォーメーションの3つがありますが、結論から言うと、

  • 人気薄を組み入れる場合は、フォーメーション

が、おすすめです。

フォーメーションは買い目が少なく抑えられること(=柔軟に調整できること)が最大のメリットですが、買い目を抑えるために選択するというよりは、本来は、下記のような考えで組み方を考えるべきでしょう。

つまり、

  • ボックス:優劣つけがたくどの馬も等しく馬券に絡みそうな場合
  • 軸流し:軸馬が1頭または2頭に限定できて、次のグループ内で差がつけられないとき
  • フォーメーション:馬券に絡みそうな馬を、その程度の差から3つのグループに分けられるとき

となります。

人気薄を組み入れるとなった場合、これらのうち、どれを選択するのが合理的でしょうか。

まず、ボックスは厳しいです。直感的にも分かると思いますが、人気薄を組み入れたボックスは買い点数が多くなりすぎます。

軸流しとフォーメーションはうまく説明するのが難しいところですが、最終的には買い目を柔軟に調整できるフォーメーションに軍配が上がります

具体的に見ていきましょう。

最強のフォーメーション

実際のところは好みもありますが、私が一番だと思っている組み方は、組み合わせ総数が9点・12点・15点になる次の3つのパターンです。

①組みあわせ総数:9点(1-3-5)

②組み合わせ総数:12点(1-3-6)

③組み合わせ総数:15点(1-3-7)

今までの話の中に出てきた、人気薄を2頭目と3頭目にそれぞれ組み入れます。

2頭目は常に3頭でそのうち人気薄を1頭までとルールを決め(残り2頭は2番手候補)、3頭目は状況に応じて人気薄を複数頭組み入れます

このようなルールで、3頭中2頭に人気薄を効率的に組み入れようとするため、軸流しではなくフォーメーションが良いということになります。もし軸1頭流しであった場合は、2頭目と3頭目の差がつけられなくなり、人気薄の買い目構成の負担が大きくなってしまうからです。

1頭目は軸馬です。先ほどの説明からすると、1頭目にも人気薄を、と考えてしまいますが、ここは的中率とのバランスを優先しています。また、1頭目を軸馬+人気薄としてしまうと買い点数も多くなってしまいます。

私は、どんなレースでも軸馬を選定するのはマストとしていますので、このスタイルに落ち着いていますが、もちろんこのあたりは、ご自身のスタイルに合わせて調整は必要でしょう。

まとめると、

  • 回収率向上の為には三連複が良い
  • 人気薄を柔軟に組み入れるためには三連複フォーメーションが効率が良い

ということになります。

以上のような説明でご理解いただけて、単複などで回収率がいまいちという方は、効果てきめんだと思うので、ぜひトライしてみてください。

以前の管理人がそうでした。いまはほぼ単複は購入していません

三連複の無料情報といえば、ターフビジョン

さて、私が考える最強の三連複フォーメーションは上記の通りですが、同じ組み方で毎回無料予想を提供している予想サイトがあります。

予想業界では老舗と言われているターフビジョンにて、登録は必要となりますが、無料で毎週土日2レース分の三連複フォーメーションが閲覧できます。

人気薄の組み入れ方がうまいな、と思っており、初心者の頃から、いまに至るまで、良く参考にしています。

1頭目の軸馬は人気上位ですが、3頭目はいい感じにかなり人気下位の馬を入れてくるのが、ターフビジョンのすごいところです。

単に人気順で三連複を提供しているようなサービスも良くあります。もし他のサービスを登録されたなら、注意して見比べてみてください。

例えば、下記のレースを見てください。

⑦シルヴァーソニックは1人気でした。これをきっちり抑えておきながら、7人気の⑧ハギノベルエキプと11人気の④ベルファーリングを逃さず、見事的中させました(198.0倍)。

■ 2019/6/2(日)阪神7R 3歳未勝利

1頭目が軸馬のみなので、これを外すことが割とあるのが玉に瑕なのですが、人気上位を並べた買い目にして的中率をあえて主張しないところに好感が持てます。

こんな本気の予想を無料で出すのか、と思いましたが、宣伝の意味もあるからかえって下手は打てないのでしょう。

直近でも好調です。

■ 2021/1/31(日)中京8R 4歳以上1勝クラス

1人気の⑧スワーヴシールズを軸としつつ、9人気の⑦エスピリトゥオーゾを3頭目にきちんとおさえて、44.1倍でお見事。

このように、人気サイドによせず、人気薄をきちんとフォーメーションに組み込むのがターフビジョンの魅力です。

的中率を重視する場合は少し不満があるかもしれませんが、回収率向上を目指して三連複フォーメーションにトライするあなたにとっては、きっと相性の良い予想サービスです。

まとめ

  • 単勝・複勝で長期的に回収率が伸びないという方は三連複を中心に
  • 人気薄や過小評価馬を重ねる場合は三連複フォーメーション
  • ターフビジョンは、三連複フォーメーションの予想が無料で見れる

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