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【競馬の格言】「長距離は騎手で買え」長距離がうまい騎手は回収率が高い(ダート編)

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以前この格言について芝コース編をお届けしました。

【競馬の格言】「長距離は騎手で買え」長距離がうまい騎手は回収率が高い(芝編)

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騎手の駆け引き上手みたいなことについての格言だと思うので、芝コースの方が適用できそうなのですが、ダートの場合でも同様の結果になりました。

長距離戦として、2100m・2400m・2500mのダートコースを対象としています

【騎手別】長距離戦・短中距離戦の成績と回収率

障害戦を除いた2013年~2017年のすべてのダートのレースから、まず長距離(2100m以上)とそれ以外の短中距離(2100m未満)に分けます。

5年間で40件以上の騎乗回数があった騎手に絞っています。

 

31名の騎手が抽出されました。件数が少ないとはいえ、単勝回収率が100%を超える騎手も多くいます。

「長距離が得意な騎手」は次のように、長距離戦の勝率から短・中距離戦の勝率を引いた値で描写します。

長距離戦得意指標 = 長距離戦勝率 - 短中距離戦勝率

この長距離戦得意指標の数値が大きいほど長距離を得意とする、と考えることができます。

次は、この長距離戦得意指標を大きいものから順に並べ替えたものです。長距離戦得意指標の上位陣は長距離戦の単勝回収率が高いことがよく分かる表です。

 

説明のためにいくつかピックアップしますと、

  • 柴山騎手は長距離戦の方が5%以上も勝率が高く、オッズにうまく織り込まれていないからか、単勝回収率が122%とこのなかでは最も高くなっています。
  • ルメール騎手は長距離戦勝率17.4%でこのリストの最上位ですが、短中距離戦の20.5%よりもむしろ勝率は悪く、長距離戦について過大評価傾向にあり、結果回収率が65%となっています。
  • 戸崎騎手は、長距離戦も短中距離戦も同じような勝率で、やはり回収率は83%と平均的なところに落ち着いています。

最後に、先ほどの表をグラフ化してみます。横軸が長距離得意指標、縦軸が長距離戦の単勝回収率です。見事に正の相関をしています。

ちなみに、横軸を長距離勝率-短中距離勝率ではなく長距離戦勝率にしたものは次のようになります。あてはまりは、先ほどのグラフの方が良いことが分かります。

つまり長距離勝率そのものよりも得意指標のほうが有効なファクターです!

芝コースでもこの得意指標は使えるファクターという結論でした。ダートでもそのようになったので、長距離戦は騎手に注目して買い目を検討するのも良いのではないかと思います。

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しがらき

しがらき

週末プログラマー。馬券購入に役立つ独自指数を研究して楽しんでいます。生まれは阪神競馬場すぐ近く、現在は京都市在住で京都競馬場へのアクセスは抜群です。

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