オッズ・人気

1番人気の勝率・連対率・複勝率は?人気別の成績・回収率データ

1番人気の勝率・連対率・複勝率は?人気別の成績・回収率データ

関連データベースはこちらをご覧ください。

最も基本的な分析対象といっても良い、人気別の成績・回収率を取り上げます。

人気あるいはオッズというのは、馬券購入者の総意として形成されるもので、ある意味での予想モデルといっても良いかもしれません。

また、単勝で1人気を購入し続けると3割以上的中するわけですから、相当の的中精度をもっていますと言えますね。

とはいえ、当然1人気を買い続けて3割的中しても、回収率は80%前後に収束してしまいます。

当サイトは、的中率ではなく回収率にフォーカスしていますので、ここでは人気という指標が、

  • どのように回収率に表れてくるのか
  • 過小評価・過大評価のファクターはあるのか

を見ていきたいと思います。


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私は初心者の頃に、10社ほど無料予想を出している予想サイトに登録して、買い目の組み方を研究していました。

(データ競馬では、予想だけでなく買い方もルール化しないと結果が安定しません)

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15点購入とはいえ、7人気の⑧ハギノベルエキプと11人気の④ベルファーリングを逃さず、見事的中させました(198.0倍的中)。

■ 2019/6/2(日)阪神7R 3歳未勝利

こんな本気の予想を無料で出すのか、と思いましたが、宣伝の意味もあるからかえって下手は打てないのでしょう。

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人気別の成績・回収率データ

はじめに、芝・ダート別に人気別の成績・回収率を一覧にしましたので、ご覧ください。

※表は着別度数の表示・非表示で切り替えができます。

芝|人気別の成績・回収率(2017-2021) ※障害戦除く

着別度数を[非表示]
人気1着2着3着着外出走勝率連対複勝単回複回turf
12,7521,5251,0592,9748,31033.151.564.28085turf
21,5901,5811,1813,9588,31019.138.252.48084turf
31,1501,2511,1624,7478,31013.828.942.98382turf
47619971,0045,5488,3109.221.233.27777turf
55937389056,0758,3117.116.026.98378turf
64186067436,5248,2915.012.421.38078turf
73234375866,8898,2353.99.216.38478turf
82263294537,0678,0752.86.912.58077turf
91572523796,8917,6792.05.310.37678turf
101322002356,6057,1721.84.67.98877turf
11711422056,1546,5721.13.26.46576turf
12601021535,6005,9151.02.75.37376turf
1342631075,0305,2420.82.04.07069turf
143034694,4964,6290.61.42.96857turf
151327433,9023,9850.31.02.13752turf
16911303,2893,3390.30.61.54048turf
171791,4611,4780.10.51.21441turf
181261,1491,1580.10.30.81427turf

1人気の勝率・連対率・複勝率は、覚えてもよいくらいです。

芝コースでは、

  • 勝率33.1%
  • 連対率51.5%
  • 複勝率64.2%

ですね。1人気でも35.8%の馬は馬券に絡まない、という見方もできます。

ダート|人気別の成績・回収率(2017-2021) ※障害戦除く

着別度数を[非表示]
人気1着2着3着着外出走勝率連対複勝単回複回dirt
12,6711,5631,0753,0238,33232.150.863.77885dirt
21,6101,4961,1424,0848,33219.337.351.08284dirt
31,0761,2031,1274,9268,33212.927.440.97981dirt
47769179555,6848,3329.320.331.87975dirt
55917428546,1478,3347.116.026.28178dirt
64886087486,4828,3265.913.222.19081dirt
73335005536,9388,3244.010.016.78279dirt
82153885017,1968,3002.67.313.37279dirt
91842673857,3648,2002.25.510.28177dirt
101352142997,3738,0211.74.48.18176dirt
11971502277,2247,6981.33.26.27976dirt
12691171786,9407,3040.92.55.07476dirt
1348701196,4706,7070.71.83.57268dirt
142653885,9726,1390.41.32.75062dirt
151431605,1225,2270.30.92.04556dirt
161215163,6913,7340.30.71.28248dirt

同様にダートの1人気の好走率は、

  • 勝率32.1%
  • 連対率50.8%
  • 複勝率63.7%

となっており、ほぼ芝と傾向は変わりません。

人気別の成績グラフ

分かりやすくするために、グラフ化してみましょう。

芝の平均勝率は7.1%、ダートの平均勝率は6.8%ですから、いずれも、

  • 5人気以上は平均勝率より高い勝率
  • 6人気以下は平均勝率より低い勝率

となります。

複勝率のグラフは、単勝よりもなだらかです。

芝の平均複勝率は21.2%、ダートの平均複勝率は20.5%ですから、いずれも、

  • 6人気以上は平均勝率より高い勝率
  • 7人気以下は平均勝率より低い勝率

となります。

人気別の回収率グラフ(1人気~18人気)

続いて、回収率を見ていきましょう。

単勝回収率は芝の場合、11人気から急落していきます。

ダートは12人気まで70%を超えていますが、14人気から急落していきます。

12人気の勝率は芝で1.0%、ダートで0.9%です。

続いて複勝回収率も見ていきましょう。

複勝回収率は芝もダートも13人気から急落していますね。

13人気の複勝率は芝が4.0%、ダートが3.5%です。

単勝と複勝の両方の傾向を考え合わせると、回収率の向上を模索するデータ競馬のスタンスとしては、

  • 12人気以下は基本的にカット

が妥当と考えています。

回収率も的中率も低い、となると、典型的な低回収率ファクターとして取り扱えます。

人気別の回収率グラフ(1人気~11人気)

それでは、11人気以上に限定してもう一度グラフを見てみましょう。


5人気・6人気・7人気は、芝・ダートともに過小評価となっています。

この傾向は肌感覚でなんとなくわかる気がします。

4人気まではなんとなく馬券の対象にしやすいですが、それ以降は的中率が急に悪化するような気がします。

ダートの1人気が逆に過大評価傾向にあるのも、長年の傾向です。

ダートは固いレースが多いような印象があるかもしれませんが、好走率は芝と変わらないため、1人気が過剰人気になっているのだと推測しています。

人気別の複勝回収率はやっかいです。

通常、出走件数が多いファクターだと、単勝回収率と複勝回収率は連動してきます。

しかし、人気の場合は、あらゆるファクターの中で馬券購入者にとって最も分かりやすいファクターですから、ゆがみが大きく出ます。

まず、複勝の場合は、JRAプラス10という制度で元返しになるケースもあるので、それゆえ1人気の複勝回収率は高く出ます。

しかしそれだけでは4人気以降の過大評価傾向の説明がつきません。

もう一つの側面は、複勝の場合は、やはり1人気・2人気のオッズが低いものは避けられる傾向にあり、4人気以下の複勝回収率が相対的に低下するということです。

過小評価ファクターを見つける際は、複勝回収率ももちろん参考にはできますが、人気の場合は、複勝は当てにせず、単勝だけで判断したほうが良いでしょう。


まとめ

人気の過小評価・過大評価をまとめます。単勝回収率80%をベースにして、82%以上を過小評価、78%以下を過大評価としました。

ダート
1人気 過大評価
2人気 過小評価
3人気 過小評価
4人気 過大評価
5人気 過小評価
6人気 過小評価
7人気 過小評価 過小評価
8人気 過大評価

馬券ルールに組み込むとすると、

  • 芝コースの5人気~7人気
  • ダートコースの2人気~7人気

これらを、過小評価ファクターにしましょう、ということになるのですが、人気の場合は、的中率との連動が大きいため、当然これらを組み込むことで、著しい的中率の悪化を招いてしまいます。

また、人気は常時変動するファクターでもあります。

枠順が決定した時点で買い目指数は決定したいところですが、人気を指数の要素の1つとしていまうと、買い目指数がいつまでも定まらないことになります。

よって、上記のような傾向は踏まえつつも、私の場合は、人気に関しては、この記事の途中に書いた、

  • 12人気以下はカット

というルールのみを採用して運用しています。

競馬場のコースごとに荒れやすい、荒れにくいなどの傾向もありますので、人気については別の機会にもう少し詳細に検討したいと思います。

一応、下記のようにデータベースに入れまましたが、あくまでも、過小評価・過大評価の傾向の把握のため、という観点です。

パンダズ競馬とは

パンダズ競馬では

  1. 過小評価条件
  2. 三連複フォーメーション

を回収率向上の具体的な手段としてとらえ、競馬ファンの方にさまざまなデータを紹介しています。

この2つを実践するだけで「予想能力がそのままでも回収率が上昇する」というのがパンダズ競馬の一貫した主張です。

「予想はそこそこうまくいくけど、通年で見ると回収率がいまいち」という方は、多分一番効果があると思いますので、是非参考にしてほしいです。以前の管理人がまさにそんな感じでした。

この2つの手段について、参考記事をまとめて紹介いたしますので、よかったら合わせてご覧ください。

過小評価条件

まずは過小評価条件を検討し、過小評価馬を見出すのが第一歩です。

パンダズ競馬では、さまざまなデータベースで過小評価条件を紹介しています。

調教師や馬主のデータベースもありますが、重要なのは次の3点セットでしょう。

すべて同じフォーマットにデータを落とし込んでいるので、見やすいと思います。毎週データ更新していますので、参考にしてみてください。

もう一つ、ご自身で条件抽出できる方法も提供しています。こちらのほうがオリジナルの条件を何でも作れますので、そういうのがお好きな方は是非一度試してみてください。

以上のようなデータベースを参考にしていただき、パンダズ競馬で回収率が向上した、という声をたくさんいただいております。ありがとうございます!

三連複フォーメーション

過小評価に注目する場合は、券種の選定が重要であることも繰り返し述べています。

なぜ、過小評価条件と三連複がセットなのかについて解説した記事です。

こちらは、三連複フォーメーションの具体的な買い方を説明した記事です。

パンダズ競馬で三連複を推奨する理由が、期待回収率という考え方を通してご理解いただけると思います。

過小評価条件に注目する以上、三連複での購入はぜひチャレンジしてほしいですが、三連複に慣れていない方は、まずは予想サイトの無料予想を参考にするのをお勧めします。

三連複で実績があり、私が参考にしているのは次の2サイトです。ターフビジョンは三連複フォーメーションなので、当サイトでお勧めする方法に一番近いものです。人気薄の組み入れ方に注目してみてください。

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いまの皆さんの予想方法はそのままでよいのです。そこに過小評価条件や券種というフィルターを新たに加えてみてください

自分の予想を楽しみながら、回収率を向上させていきましょう!

管理人が選ぶおすすめ無料予想サイト

しっかりとした無料予想を出していて、実際に当サイトの管理人が参考にしているサイトを集めております。

最近は、宣伝の為に重賞予想を無料で出すサイトが多くなってきました。同じ重賞レースで異なる予想を比較検討するのが、無料予想の使い方として一番有効です。まずは重賞予想メインのサイトをを中心に登録するのをおすすめします!

管理人が重視している要素は

  • 三連系の買い目を提供している
  • 人気薄の馬を組み入れている

この2点です。これは、当サイトの中で何度もご紹介しているように、過小評価馬を見出す方法と相性の良い要素です。

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