血統

【父系統の血統分析】ナスルーラ系とミスタープロスペクター系に妙味あり

【父系統の血統分析】ナスルーラ系とミスタープロスペクター系に妙味あり

関連データベースはこちらをご覧ください。

血統分析については、パンダス競馬では種牡馬別に詳細なデータを検討していますので、種牡馬を分析の基本単位としています。

しかし、種牡馬上位陣は良いにしても、リーディングで30位以下になってくると出走件数が足りず、回収率が安定しません。

そこである程度まとまった単位で血統を検討するため、父系統別のファクターを考えてみることにしました。


【PR】無料登録で使えるオススメ予想サイト

私は初心者の頃に、10社ほど無料予想を出している予想サイトに登録して、買い目の組み方を研究していました。

(データ競馬では、予想だけでなく買い方もルール化しないと結果が安定しません)

その中でダントツに結果を出していたのがターフビジョンさんでした。

ターフビジョンでは毎週土日2レース分の3連複予想が無料で閲覧出来ます。

無料とはいえ、人気サイドに偏った3連複などでは決してなく、他社と比べても、結構本気で予想を出している印象があります。

例えば、下記のレースを見てください。

15点購入とはいえ、7人気の⑧ハギノベルエキプと11人気の④ベルファーリングを逃さず、見事的中させました(198.0倍的中)。

■ 6/2(日)阪神7R 3歳未勝利

こんな本気の予想を無料で出すのか、と思いましたが、宣伝の意味もあるからかえって下手は打てないのでしょう。

2レースのみの提供に限定しているというだけで、的中精度は有料のものと変わらないと感じました。

メールアドレスの登録だけでは、費用は一切かかりませんのでご安心ください。

メルアド登録後、送られてくるメールのURLをクリックし、【週末作戦研究室】という無料コンテンツをチェックしてみてください。

父系統の分類

どういう分類にするか悩んだのですが、当サイトでは結果的には、次の7系統に落ち着きました。

  • サンデーサイレンス系(94,946)
  • ヘイロー系(1,1544)
  • ロベルト系(15,919)
  • ナスルーラ系(20,335)
  • ノーザンダンサー系(39,518)
  • ミスタープロスペクター系(53,730)
  • エクリプス系(2,919)

( )の中は、2014年~2018年のその父系統を持つ出走馬の総出走件数です。

明らかにサンデーサイレンス系が多くなってしまうので、ここをもう少し細かく分類したいのですが、父系統というとやはりサンデーサイレンスがパッと頭に浮かびますので、あえてそのままにしました。

ヘイロー系はもちろんサンデーサイレンス系を除いています。

また、エクリプス系というのは、体系だった系統というよりも、その他、という感じの分類です。

エクリプス系を除く6系統で網羅できなかった出走馬も、エクリプスという系統を設けると、ほとんどがそこに分類できます。

最終的に、この7系統で出走馬の99%をカバーできました。

系統と種牡馬の対応関係は、こちらを参照してください。

父系統別の成績・回収率データ

芝・ダート別にこの7系統の成績・回収率を一覧にしましたので、ご覧ください。

※表は着別度数の表示・非表示で切り替えができます。

芝|父系統別の成績・回収率(2014-2018) ※障害戦除く

着別度数を[非表示]
1着2着3着着外出走勝率連対複勝単回複回main_turf
サンデーサイレンス系4,2474,2564,23142,32155,0557.715.423.17882main_turf
ヘイロー系2782982964,1184,9905.611.517.58179main_turf
ロベルト系3824134236,1437,3615.210.816.58078main_turf
ナスルーラ系5726146138,23410,0335.711.817.97978main_turf
ノーザンダンサー系1,2381,2171,26014,55318,2686.813.420.38081main_turf
ミスタープロスペクター系1,5801,4821,45716,92521,4447.414.321.18281main_turf
エクリプス系4563596768435.312.819.87485main_turf

ダート|父系統別の成績・回収率(2014-2018) ※障害戦除く

着別度数を[非表示]
1着2着3着着外出走勝率連対複勝単回複回main_dirt
サンデーサイレンス系2,7162,7112,69931,76539,8916.813.620.47779main_dirt
ヘイロー系4444404285,2426,5546.813.520.08382main_dirt
ロベルト系4895425766,9518,5585.712.018.87682main_dirt
ナスルーラ系7286516818,24210,3027.113.420.08582main_dirt
ノーザンダンサー系1,4551,4381,49016,86721,2506.813.620.68082main_dirt
ミスタープロスペクター系2,2922,3422,27525,37732,2867.114.421.47983main_dirt
エクリプス系1341431241,6752,0766.513.319.38075main_dirt

細かいところはおいおい見ていければと思いまが、まず父系統分類だけに注目すると、目立って高回収率なのが、

  • ダートのナスルーラ系

です。

ナスルーラ系の年別成績・回収率

平均の回収率が良くても、年によってバラついていたらファクターとして成立しません。

そこでダート×ナスルーラ系の年別の回収率を見てみましょう。

ダート×ナスルーラ系|年別の成績・回収率(2014-2018) ※障害戦除く

着別度数を[非表示]
1着2着3着着外出走勝率連対複勝単回複回na_dirt
20181381261391,6062,0096.913.120.18382na_dirt
20171461211241,6071,9987.313.419.68880na_dirt
20161671501341,6802,1317.814.921.28885na_dirt
20151511431471,6402,0817.314.121.28382na_dirt
20141261111371,7092,0836.011.418.08283na_dirt

単勝回収率・複勝回収率ともすべて80%を超えています。ダートのナスルーラ系は優秀なファクターといえます。

種牡馬ごとに検討すると、実はシニスターミニスター産駒の回収率が結構高く、それに引っ張られているというのもありますが、他の種牡馬も優秀ですので、系統でまるっと見るのも有益です。

( )内は適性です。

ナスルーラ系の主な種牡馬

ミスタープロスペクター系の年別成績・回収率

1系統だけだと寂しいから、というわけではないですが、もう1系統検討します。

ミスタープロスペクター系は芝適性のある種牡馬もいますが、割とダート系統の印象が強いと思います。

単勝回収率が80%を割っていますが、複勝回収率はダートの中で一番よい数値となっています。

同じように年別で見てみましょう。

ダート×ミスタープロスペクター系|年別の成績・回収率(2014-2018) ※障害戦除く

着別度数を[非表示]
1着2着3着着外出走勝率連対複勝単回複回mr_dirt
20184554765345,4046,8696.613.621.37481mr_dirt
20174855274795,5547,0456.914.421.27882mr_dirt
20164504764545,0806,4607.014.321.47984mr_dirt
20154684614314,8576,2177.514.921.98484mr_dirt
20144344023774,4825,6957.614.721.38283mr_dirt

複勝回収率は安定していますが、単勝回収率は少し残念で、このままでは使いづらいファクターです。

そこで、もう少し条件が絞れないか検討しました。

詳細は省きますが、牡馬・牝馬の好走率にかなり差異がありましたので、牡馬のみで絞ってみました。

結果がこちらです。

ダート×ミスタープロスペクター系×牡馬|年別の成績・回収率(2014-2018) ※障害戦除く

着別度数を[非表示]
1着2着3着着外出走勝率連対複勝単回複回mr_m_dirt
20182852933503,0583,9867.214.523.37484mr_m_dirt
20173173102983,3004,2257.514.821.98382mr_m_dirt
20163053182883,0753,9867.715.622.98386mr_m_dirt
20153263152843,0363,9618.216.223.48785mr_m_dirt
20143122982712,8373,7188.416.423.78184mr_m_dirt

残念ながら、2018年の単勝回収率は80%を超えませんでしたが、牡馬に絞る前後で比べると、かなり改善しました。

また、複勝回収率もぐっと上昇し、過小評価傾向となっていることが分かります。

ミスタープロスペクター系はざっくり言えば、ダート向きの系統ですが、中には芝向きの種牡馬もいます。

上記の一覧で(芝)と記載したものがそれになります。

ダートが過小評価になる理由は定かではないですが、馬券購入者に期待される以上に、好走しているということでしょう。

つまり、血統の差がそこそこあるのに、それほど意識されていない、ということになります。

まとめ

当サイトでは、下記のファクターを高回収率に貢献するファクターとしてとらえています。

  • ダートコースのナスルーラ系
  • ダートコースのミスタープロスペクター系×牡馬

データベースに入れましたので、こちらも併せてご参照ください。

パンダズ競馬とは

パンダズ競馬では

  1. 過小評価条件
  2. 三連複フォーメーション

を回収率向上の具体的な手段としてとらえ、競馬ファンの方にさまざまなデータを紹介しています。

この2つを実践するだけで「予想能力がそのままでも回収率が上昇する」というのがパンダズ競馬の一貫した主張です。

「予想はそこそこうまくいくけど、通年で見ると回収率がいまいち」という方は、多分一番効果があると思いますので、是非参考にしてほしいです。以前の管理人がまさにそんな感じでした。

この2つの手段について、参考記事をまとめて紹介いたしますので、よかったら合わせてご覧ください。

過小評価条件

まずは過小評価条件を検討し、過小評価馬を見出すのが第一歩です。

パンダズ競馬では、さまざまなデータベースで過小評価条件を紹介しています。

調教師や馬主のデータベースもありますが、重要なのは次の3点セットでしょう。

すべて同じフォーマットにデータを落とし込んでいるので、見やすいと思います。毎週データ更新していますので、参考にしてみてください。

もう一つ、ご自身で条件抽出できる方法も提供しています。こちらのほうがオリジナルの条件を何でも作れますので、そういうのがお好きな方は是非一度試してみてください。

以上のようなデータベースを参考にしていただき、パンダズ競馬で回収率が向上した、という声をたくさんいただいております。ありがとうございます!

三連複フォーメーション

過小評価に注目する場合は、券種の選定が重要であることも繰り返し述べています。

なぜ、過小評価条件と三連複がセットなのかについて解説した記事です。

こちらは、三連複フォーメーションの具体的な買い方を説明した記事です。

パンダズ競馬で三連複を推奨する理由が、期待回収率という考え方を通してご理解いただけると思います。

過小評価条件に注目する以上、三連複での購入はぜひチャレンジしてほしいですが、三連複に慣れていない方は、まずは予想サイトの無料予想を参考にするのをお勧めします。

三連複で実績があり、私が参考にしているのは次の2サイトです。ターフビジョンは三連複フォーメーションなので、当サイトでお勧めする方法に一番近いものです。人気薄の組み入れ方に注目してみてください。

【PR】

ターフビジョン (三連複フォーメーション)

【PR】

エクストラ(三連複フォーメーション)

いまの皆さんの予想方法はそのままでよいのです。そこに過小評価条件や券種というフィルターを新たに加えてみてください

自分の予想を楽しみながら、回収率を向上させていきましょう!

管理人が選ぶおすすめ無料予想サイト

しっかりとした無料予想を出していて、実際に当サイトの管理人が参考にしているサイトを集めております。

最近は、宣伝の為に重賞予想を無料で出すサイトが多くなってきました。同じ重賞レースで異なる予想を比較検討するのが、無料予想の使い方として一番有効です。まずは重賞予想メインのサイトをを中心に登録するのをおすすめします!

管理人が重視している要素は

  • 三連系の買い目を提供している
  • 人気薄の馬を組み入れている

この2点です。これは、当サイトの中で何度もご紹介しているように、過小評価馬を見出す方法と相性の良い要素です。

今週の重賞・特別レース無料予想【PR】

今週末の重賞・特別レースで無料で予想が提供されるサイトです。ぜひご参考に!

-血統